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ハンドルを回転させてもタイヤが動かない!? 場所が悪ければ大事故になっていたかもしれない故障

L375S タント ハンドルギア破損によるタイヤが動かない故障を修理

「ハンドルを何回切ってもタイヤが動かない」ということで出張引き取りに伺いました。
ハンドルを回してもタイヤが付いてこないので、積載車に乗せるにも一苦労しました・・・。

何とかして工場まで移動させて、さっそく点検( ;∀;)

原因は・・・

ハンドルの動きをタイヤに伝えるギアが破損しておりました・・!!
ギアが減ってしまい空回りしている状態。
走行中に。カーブ中に発生しなくてよかったと思います。

ハンドルの動きをタイヤに伝える重要なパーツ
車内から。ハンドルの付け根部分にあるギア

どちらも劣化、摩耗していたため、交換いたしました。

純正新品だと高額なため、リビルト部品を使用。
ハンドルの付け根側は純正新品を使用しました。

ハンドルが切れなくなり、何回転も回してしまった場合は、
スパイラルケーブルが切れます。
ホーン等の配線ですね。
これもアッセン交換しました。

ステアリングギアボックス・ステアリングジョイントを交換しました。
取り付け後は、テスト走行及びトーイン調整とハンドル位置の調整を行います。
ギアが空回りしていたので、ギアの噛み合う位置も調整しなければいけません。

↓交換直後のテスト走行時の様子

このハンドルの位置で真っすぐ走る状態だったため、調整します。

何度か調整して真っすぐに。

滅多にない故障だったので、高額になるかも・・・とお客様にお伝えいたしましたが、
意外と安く修理できました(;’∀’)
スパイラルケーブルが切れていなければもう少し安くなりましたが、
ハンドルが空回りしたら、焦って何回転も回してしまいますよね・・・。
私でもそうすると思います。

以上!
異音は大事故に繋がるかもしれません。
少しでも異変を感じたら一度ご相談ください。